ポットチップスがどうやって誕生したかを知っているか。アイスティーが誕生した由来を知っているか。どちらも普段よく目にするが、どちらも偶然の産物である。ポテトチップスは、ファストフード店でお客様の一人が「もっとカリカリした触感のポテトフライが食べたい」という要求に厨房が、やけくそでジャガイモを薄く切って揚げたことで誕生した。アイスティーは夏に紅茶を売っていたが暑くて全く売れず、やけくそで氷を入れて販売したところ爆売れ。
どちらも、思いがけないことで成功を収めた。しかしビジネスで、たまたま上手くいったというのは称賛には値しない。相手に寄り添い、相手のニーズを解消して問題解決を手伝い、対価としてお金をもらう。たまたま売れたでは、次のリピートは望めない。ビジネスを行う際は、結果が必然になるようしっかり事前準備しておくことだ。
文責:江原