約20年前に大手生命保険会社に業務停止命令が下された。理由は、告知義務違反や保険金の未払いがされていない案件が大量にあったからだ。この事件がきっかけで同業種へのモラルが疑われるようになった。本来生命保険は万が一の時に被保険者を守り、安心させる商品のはず。それが安心できないのであれば加入する人はいないだろう。
他の業種でも同じことが言える。商談などでその場を凌ぐために安易な約束をするが、結局守れずお客様に多大な迷惑をかけてしまう。それがお金であれば取り返しのつかないことになる。
目の前の契約が大事なのは分かるが、モラルに反しては話にならない。きちんと誠実に向き合って仕事をしよう。
文責:江原