世の中、世界各国どこを見ても、コロナ禍です。マスクは当たり前、旅行などとんでもない、かといってせめて地元でワイワイ美味しい食事でも、などと言って宴会などもってのほか。巣ごもりという言葉に表されるように、家の中で楽しみを見つけるしかないのでしょうか。これでは世の中の経済が回らないではないか、と、心配になってきます。
しかし、世の中の姿はそれだけではないようです。
確かに、飲食や観光といった、人が外に出ることで成り立つ仕事は大きな打撃を受けています。その反面、例えば、巣ごもりやおうち時間を充実させるための産業は、とても忙しくしているようです。その影響もあって、世界規模で海上コンテナ輸送などは、これまでにない物流量によりこのコロナの時期にもかかわらず、莫大な収益をあげていると聞きます。
コロナ禍だから景気が悪いと嘆くのではなく、コロナ禍の今、社会では何が求められ、自分たちにはどのようなコトで社会に貢献できるか、その結果、どのようなカタチで収益を生み出せるかをしっかり考えてみることも大切になるのだと痛感します。ちょっと違った視点でセカイを見てみませんか?
文責:大久保
(*写真はWeb版 日本経済新聞 8月5日朝刊より)