梅雨も明け猛暑が続きいよいよ夏本番がやってきました。体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。
暑さに関連することといえば温暖化。8世紀半ばの産業革命の開始以降、人間活動による化石燃料の使用や森林の減少などにより、大気中の温室効果ガスの濃度は急激に増加しました。 この急激に増加した温室効果ガスにより、大気の温室効果が強まったことが、地球温暖化の原因と考えられています。
世界中が温暖化を危惧し改善しようと取り組んでいますが未だ大きな結果は得られず。自動車産業もCO2削減で電気自動車へ移行していく時代です。世の中を住みやすく、便利なものにしようと産業は発展していきましたが、その代償も大きなものとなってしまいました。
一度出てしまったマイナスの要素を打ち消すことはとても大変な作業になってしまいます。このことはビジネスの世界にも当てはまることがあります。
それが第一印象です。メラビアンの法則はご存知だろうか?メラビアンの法則は1971年カルフォルニア大学のアルバートメラビアンという心理学者が、「感情やコミュニケーションを取る際、どんな情報に基づいて印象が決定されるか」ということを検証して割合を示した。実は第一印象の9割が感覚的な印象で決められる。視覚、聴覚から。話の内容などほとんど関係ないとされています。
人は最初に示された情報に強く影響を受け、それが後々まで影響する。それを初頭効果という。その最初に示されるというのが第一印象。その第一印象は最初の約6秒で決定し、その後30秒の間に、その印象が正しいのかどうか、自分の中で数項目の自問自答が行われ、その人に対してどう接するか決めている。
怖いのは、一度違和感、不信感を持たれてしまうと、初頭効果によって、その後の印象が全てバイアスがかかってしまうこと。だから第一印象は大事になる。というかまず、ビジネスマンはこの第一印象が非常に大事です。何事においてもこの第一印象が絡んできます。最初にずっこけると取り返すのは困難です。逆に最初の第一印象が良ければ初頭効果によってその後の話や商談もスムーズに進む可能性が高くなります。
第一印象はスタートダッシュと同じです。ライバルと差をつけるためには第一印象から突き放すことが肝心です。
文責:江原忠宏