自動車大国と言えば、私たちの年代だとアメリカ合衆国を指す言葉でした。しかしそのアメリカも、リーマンショックでは経済基盤が崩れ、ビッグ3のうちの2社が実質的に倒産の憂き目に(現在はどちらも再建しています)。
一方、自動車大国と言えば、日本を思い浮かべる人も多いことでしょう。この狭い島国の中で、エンジンからクルマを作るメーカーが12社もあます。それが自動車大国と言われるゆえんでもあります。
自動車大国と言って思い出すのは、やはりドイツです。何と言っても、カール・ベンツがガソリンエンジンの自動車を開発した当地ですから。
そのドイツですが、そもそもヨーロッパは陸続きであり、ユーロ経済圏が確立された現代においては、圏内各国の行き来がフリーになり、ドイツ国内をヨーロッパ各国のクルマが自由に行き来しています。
そんな事情もあり、カラフルなフランス車やカッコいいイタリア車、重厚そうなスウェーデン車やイギリス車(陸続きではありませんがトンネルがつながっています)など、数多くの欧州車が走っている姿を見かけます。その中で時々日本車も目にします。
私のようなクルマ好きな人たちには、街の眺めが様々な国のクルマによってとても国際的で刺激的に見えてたまらないことでしょう。
コロナ禍の現在、なかなか海外に行くことは難しいですが、平穏な日々が戻ってきたら、またドイツを旅したいと思います。
文責: 大久保