以前仕事の視察でインドに行った時の話です。
インドという国に対して偏見は全くないが、行く前は何となく貧しい国なのかと思っていた。しかし視察を終え帰る頃にはその考えは大きく変わっていました。
もちろん人口の差はあるとしても車の交通量は日本よりはるかに多く、どこもかしこも車で溢れていました。まだ地域によっては貧困の差はありましたが、朝から晩まで交通量が変わることはありません。
その車を販売しているお店へ行ってみました。すると中から現れたのは高身長で体格の良いセールスが出てきました。セールスの服装はグレーのスーツで統一されており、ショールームも日本で言うレク○スみたいに華やかでした。
ご来店されるお客様の飲み物に関しても何を飲んだのかを記録しており、次回来店時には前回と同じ飲み物で良いかなどと聞きます。お客様としては少しVIPになった気持ちになりますよね。納車される新車も、お客様がご来店される直前まで専任の従業員がホコリなど付かぬよう拭いています。
国は違えどお客様を大切に思う気持ちは世界共通だと改めて感じました。もう一度あの感動を味わいたい。もう一度あのお店に行きたい。もう一度あの人から買いたい。AIが発展していくこれからも販売員でない、本当のセールスは生き残っていくと思います。
文責:江原