社会に出ると研修で業務知識を受けたり、スキル向上のトレーニングを受けたりします。また、普段の業務の中で、上司や先輩方から様々なことを学びます。
案外、上司や先輩から教えてもらったヒトコトが重要だったり、直接的な指導ではなくても普段の会話の中で投げかけられた言葉に心打たれることもあります。もちろん、その上司や先輩が初めて発した言葉ではなく、昔から言い伝えられる格言であったり、諺(ことわざ)であったり、論語のような故事成語であったり、様々な場面で使われ、人々の心に広く影響を与えている言葉など多くあります。
それは、流行語とは違い、いつの時代でも通用する昔からの人の行動原理や原理原則を表すことが多く、復唱したり頭の中で思考したりすればするほど、心に深く染み入ってきます。
そんな言葉を多く知っている人は、様々な逆境に強いことがわかります。「塞翁が馬」「禍福は糾える縄の如し」「開けない夜はない」など。これらの言葉を聞くと、この先、何となく上手く行くかもしれないという気になりませんか?
今、思うような結果が出ないで思い悩んで立ち止まっている人がいたら、是非、そんな言葉を思い出して、明るい明日へ向けて一歩踏み出してみてください。
文責:大久保