ビジネスの世界では身嗜みが重要と言われている。そこに対し誰も異論はないだろう。異論はなくとも身嗜みが整っているか今一度確かめてみると一気に怪しくなる人が多数。
今までの営業向け研修で同じ質問をする。「一個1万円のボールペンを購入する場合、身嗜みが整っている人と、だらしない人のどちらから購入しますか?」十中八九前者と答える。では自身の革靴を今日の朝磨いたかを問うとほぼ手は上がらない。大抵の言い訳は時間が無い、面倒。そう思っている営業マンからお客様は商品を買いたいと思うだろうか…
身嗜みは自身が提案する商品をバックアップするためのツールだ。「この人が言うなら間違いない」「この人の言うことは信用できそうだ」などと、提案する話の内容を信用という名のコーティングをかけてくれる。
さぁか鏡の前に立ってみて。映った姿の人から商品を買いたいですか?
文責:江原