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多様性の時代

男性と女性。このところその特性認識や性別による差をなくす動きについて語られることが多くあります。男の子は青で女の子は赤、そんな常識は昭和でのこと、いまや性別によるカラーの押し付けもなくなりました。
 ちなみにお隣の中国の事情は日本と違っていて、初めて上海に行った十数年前際に、男子トイレも女子トイレもトイレマークが赤色で表示されていて戸惑ったことを思い出します。
 日本でもかなり前から、飛行機の客室乗務員をスチュワーデスと呼ばず、CA(カスタマーアテンダント)と呼ぶようになり、看護婦さんも看護師さんと呼ばれるようになりました。最近では、テレビや映画の世界では、女優と呼ばず俳優と言っているのにお気付きでしょうか。男性女性関係なく、さらには性別を決められたくない人たちが自分たちの意思で”そうである”ことを発表し、それらに対する意思の尊重とも思われます。そもそも「彼ら」なのか「彼女ら」なのかも迷います。
 そんな中で、女流作家とか女流棋士などの言葉は今でも使われていますが、女流と呼ばれるのも時間の問題でしょう。また、多様性の時代とか、様々な生き方があるとか、最近のNHKではそのような番組をよく放送していますが、そのNHKでは今でも年末の紅白歌合戦では紅組白組とチーム分けし、女性は紅組、男性は白組(男女混成は主なボーカルが男性か女性か)と決められています。中間を標榜する人はどっち組なのかと思いますが…。
 来年あたり、さすがの紅白歌合戦も、男女の別なく単純なチーム分けにより紅組白組が構成させるようになるのではと私は見ています。
 昭和の子どもだった私などは多少の違和感もありましたが、思い返せば今どきはあまり男女の差など関係ないことの方が多く、やっと時代がひとつ正常になった、そんな気もします。

文責:大久保

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