いまでこそ、セールスコンサルタントとして独立し、研修講師としてセールススキルやコミュニケーションスキル、マネジメントスキルを指導していますが、私、就職したときは自動車ディーラーの営業マンでした。
営業マン駆け出し時代、メーカー研修の時の仲間からは、代議士と呼ばれ、配属先の上司や先輩からは、良くも悪くも我が強いと言われていたりして…。
そんな私ですが、自分の気持ちの赴くままに仕事をしていたわけではありません。当時、指導を受けた新人研修講師の先生(この先生とは、30年以上経った今でも師弟関係でが続いています)の教えや一つひとつのありがたいお言葉が原点となっています。さらにその後、赴任してきた店長から、営業マンとしての心構えを表す言葉をいただくなど、様々な教えが私の営業マンとして、また後にマネジメントを執る上での大きな指針となっています。
それらは何十年経っても変わることはなく(他の人の2倍、3倍働けということだけは変わりましたが…)今でもその考えを多くの方々に研修やトレーニングを通じてお伝えしています。普遍的なことは時を超えて人の心に脈々と流れ続けるということです。
本当に良い時に良い恩師に出会えたとを心から感謝しています。その時にその恩師の方々、誰か一人でも出会えていない人がいたとしたら、今ここに私がいることは間違いなく、なかったと言えます。
そんな恩師の教えを胸に、日々どこかの現場で営業の本質をお伝えしています。是非、あなたにも…。
文責:大久保