1830年のこの日、幕末の長州藩士、思想家である吉田松陰が誕生しました。松下村塾で指導をした若者の中には、幕末で活躍する人間がたくさん誕生したことでも有名ですね。その中でも、初代総理大臣の伊藤博文がこの塾の出身者であることが有名です。
「志を立ててもって万事の源となす」
吉田松陰はこんな言葉を遺しています。「志」がなければならない。それこそが全ての源である、との教えですね。ちなみに「志」とは
”心に思い決めた目的や目標” という意味です。
果たしてみなさんは志をお持ちでしょうか。持っているつもりでも実は「志」と呼べるものではない場合もあるようです。
例えば
「奪うことができないものは志である」
吉田松陰はこのようにも述べています。
つまり人や周りの言動に影響されて、志や信念を曲げてしまったら、それは志ではない、と言えます。本当に熱い心を持って一つの目標に向かって突き進んでいますか。
もう一度自分の心の中を見つめ直してみる、そんな行動ひとつすらも、自分のためになるもんです。迷った時は一度立ち止まって振り返ってみましょう。
文責:江原